観光ツアーのご紹介

屋久島

洋上アルプス、世界自然遺産の島「屋久島」
神々が座する島とも呼ばれ、近年「癒しの島」や「パワースポット」などと注目を集める自然の宝庫の島です。
洋上アルプスと呼ばれる由縁は洋上に突き出た高山帯です、宮之浦岳の九州最高峰を筆頭に九州で7番目までが揃う山岳帯の島なのです。
1,000メートル級の山々がおよそ50山もあり洋上に突き出る為、湿った風が山々を駆け上がり、気圧の低下の影響で飽和水蒸気量が下がり空気中に水分を保てなくなり雲となり、雨となります。
その為世界有数の多雨地帯なのです、低地の集落でも多い所は年間5,500ミリもの雨が降り、山岳地では10,000ミリもの雨が降ります。
積み重ねると10メートル、見上げてみて下さい。春や秋に訪れた方はうんざりされた方も少なくないと思います。
屋久島の観光ルートについて大別させて頂きますと、大きく分けて3つに分かれます。

屋久島の3大観光ルート
ヤクスギランド、紀元杉観光ルート

安房集落よりヤクスギランドまで片道およそ15キロ、さらに紀元杉までおよそ6キロの合計21キロの狭い山岳道、大型観光バスが行き交うかなり難易度の高い山道です。
ヤクスギランドが標高およそ1,000メートル、紀元杉がおよそ1,200メートルに位置し雄大な屋久島らしい屋久杉(針葉樹)の森を形成します。
屋久島へこられたら必ず屋久杉は観たいところ、屋久杉を観るなら白谷雲水峡ではなくこちらがベスト、トレッキングコースも充実。

白谷雲水峡観光ルート

宮之浦集落より片道およそ13キロ、標高650メートルに位置し言わずと知れたもののけの森で有名。屋久杉の生息帯には標高が足りない為、屋久杉を観察するには不向きですが森のトレッキングにはオススメ。
もののけの森を超えるて進むと太鼓岩があり大パノラマ、最近ではいろいろなコマーシャルの舞台になるのがこの白谷。

外周観光ルート

外周およそ100キロ、どちら周りでも可能でおよそノンストップで3時間、観光しながらですと5時間を要します、昼食を加えると6時間を見てベスト。
千尋の滝や大川の滝、海中温泉や永田田舎浜、世界自然遺産の中核地西部林道、固有のヤクザルやヤクシカなどにも会えるかも。
西部林道は極めて狭い道がおよそ20キロちかく、大型車は通行出来ません。




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ヤクスギランド&紀元杉 Next Page_LinkIcon

紀元杉 

屋久島で一番人目に触れる代表的な屋久杉、「紀元杉」
標高1,230メートルのヤクスギランドから車で15分に位置し、道脇すぐにそびえ立つ立派な屋久杉。胸高周囲およそ8.4メートルの巨木、観光で楽に行ける唯一の屋久杉といえる、なかなかの屋久杉なので来島されたら必ず観たい銘木。

ふもとの集落安房から車で50分程、ヤクスギランドなどを廻っておよそ4時間程度は必要。


キャサリン

ヤクスギランド 

安房より車で35分程の標高およそ1,000メートルに広がる、屋久杉の森の自然休養林。屋久杉の生息帯は標高およそ850メートル以上1,600未満残念ながら白谷雲水峡は標高が低く屋久杉に触れるならこちらがオススメ。
トレッキングをするにも屋久島らしい針葉樹の森が広がり景観もなかなか、テレビの影響で白谷が有名になったが屋久島の人や屋久島を良く知る人はこちらの森が綺麗と言う人の方が多い。30分、50分コースなら遊歩道が整備されているのでお年寄りやお子様でも安心でしる。ちなみに写真はよく出没するヤクシカのキャサリン君。

白谷雲水峡&太鼓岩  Next Page_LinkIcon

白谷雲水峡 

近年のトレッキングブームで屋久島の中でも注目の白谷雲水峡、宮之浦から車でおよそ20分の標高650メートルに位置する言わずと知れたもののけの森。
標高がさほど高くないので屋久杉を楽しむところではないが下の二代杉のように立派な杉(小杉)もある人気のスポット。1~2時間程度を楽しむなら観光として行け、特にトレッキングの準備は必要ない、ただ雨には注意。

上部に行くと道幅が狭く、また観光バスも行き交うので注意したい。


太鼓岩からの風景

もののけの森&太鼓岩 

もののけの森までは行きが2時間、帰り1時間30分の合計3時間30分程度は普通の人でかかります、太鼓岩は往復5~6時間程度。どちらもトレッキングとして準備して下さい、なかなか険しい道のりになります。また大雨で増水すると沢が渡れないので要注意が必要、観光とは別にトレッキングとしてプランに組み込むのがオススメ。縄文杉に1日10時間の行程はつらいとお考えの方がよく行くコースです。

鯛之川の滝  Next Page_LinkIcon

千尋の滝 

屋久島で一番訪れる人の多い滝、千尋の滝(せんぴろのたき)。
原集落と麦生集落の中間地点を4キロ程上がります、道が何度か交差しなかなかわかりずらい場所にあります。駐車場から歩いてすぐなので車椅子の方でもOK、周りの景色と合わせてスケールの大きな滝です。気軽に観光出来て是非組み込みたい場所です。

展望台からも絶景、海側の左手には種子島が見えることもあります。


鯛之川

龍神の滝 

千尋の滝の下流にある龍神の滝、橋の上から車を降りて覗きこまないと見えない滝です。ちなみにこの川は鯛之川(たいのこう)といいます、町中を流れる川は「かわ」と読みますが町外を流れる川は「こう」または「ゴウ」と読みます。ちなみに大川の滝は「おおこのたき」淀川は「よどごう」と読みます。荒川は「あらかわ」と読みますが、こちらは小杉谷集落を流れた影響と思われます。詳しくは郷土、文化のコーナーで解説したいと思います。

海中温泉  

平内海中温泉 

その名の通り海の中の温泉です、満潮時はすっぽり海底で干潮時のみ姿を現す温泉。
潮が引き出したばかりは海水が入って冷たいので、海水が抜けきる時間帯に行くのがベスト。もちろん入れる時間は毎日変わるので汐見表が必要、またこちらは水着が禁止でさらに混浴なので女性は夜にでもこっそりどうぞ。

湯船はいくつもあるので登山あとのグループでもOK、地元のお年寄りに迷惑にならないようマナー良くお願いします。


先の湯

湯泊海中温泉 

平内集落のお隣湯泊集落の海中温泉。写真は奥にある先の湯、こちらは満潮時は水没するので平内と同じ、手前にある温泉は常時入浴可能、但しこちらも水着はNG。それと注意したいのが温度、37度程度と低いので冬場はお昼間くらいしか入れそうにないのでその辺を考慮したい。観光で観るには面白いかも。

中間地区観光  

中間ガジュマル 

栗生集落と湯泊集落の中間にあるのが中間集落、その中間集落の中央に中間ガジュマルはある。
お金のいらない観光スポット。

ガジュマルは無花果(イチジク)の仲間、その名の通り花が咲かない。


自家製ジュースも美味しい。

フルーツガーデン 

中間ガジュマルより300メートル程上がったところにフルーツガーデンはある。
500円で園内を案内してくれてフルーツの試食サービスもある。

栗生地区観光  

大川の滝 

屋久島で一番大きく、雄大で迫力ある滝、大川の滝。
滝100選にも選ばれる滝ですぐ近くまで近づけるのが魅力、駐車場からすぐなので観光にはぜひ組み入れたいパワースポット。
実はこの滝壺には大ウナギが生息する、夜行性なので昼間は見れないが夕方暗くなると可能性も。案内中にお客さんと見かけたことが・・・、なかなかの迫力。

梅雨時期や大雨の後はまったく近づけないド迫力、危険なおで遠目で観察。


白骨珊瑚の砂浜

塚崎タイドプール

塚崎タイドプールは青少年村(キャンプ場)の下にあり、手前の砂浜には白骨珊瑚がびっしり、タダのお土産やネックレスなど造っても面白い。先に行くとタイドプールがあり熱帯魚の姿がいっぱい。塚崎の右手は私オススメのシュノーケリングスポット、あまり泳ぎの得意で無い方や単独は避けて下さい、案内無しのシュノーケリングは屋久島では外海なので危険です、でも海はすごく綺麗なので安全に楽しんで下さい。

観光地案内  Next Page_LinkIcon

西部林道 

屋久島の西側に位置する原生林の森、写真は入り口前の瀬切橋よりの風景、眼下に立神岩を見下ろす絶景ポイント。屋久島は世界自然遺産の島です、自然遺産登録地は島の面積の約20%、その殆どが山岳地。みなさん屋久杉があるから自然遺産とお思いでは?屋久杉とはまったく関係ありません、さらに言えば屋久杉のある場所はそのほとんどが除外地。

自然遺産の定義は「手つかずの原生林」、西部林道は自然遺産地域の中核地です、チャンスがあれば是非。


夕焼け

屋久島灯台 

明治に建設された古い灯台、建設目的は台湾航路の就航に伴う航海の安全のため。
年に一度灯台の上へ登れる日があるのですが、絶景の一言、目前に口永良部島が見え、右手には硫黄島や黒島が見えることも。実はこの沖に戦艦大和が沈んでいるのをご存じでしょうか?このあたりは面白い話しがいっぱい、いろいろ話したいです・・・。

永田地区観光  Next Page_LinkIcon

横河渓谷 

永田集落の永田川の上流に位置する横河渓谷「よっごけいこく」。
広くて美しい沢です、夏はやっぱり泳ぐのが一番、今年も泳ぎました。屋久島の人は海より川で泳ぐのが一般的、なにせ気持ちよく上がっても海みたいにベトベトせずに済む。横河渓谷は春のツツジもなかなか綺麗、穴場の沢もたくさんあるが危険で死亡事故もあるのでどこでも入ったりしないこと。

横河渓谷へは道がすこしややこしい、また駐車場から山道を少し歩く。


花崗岩の砂浜

永田、田舎浜 

アカウミガメの産卵で北半球一番の砂浜、なかなかの絶景で大きい砂浜。宮之浦から少し遠いのでシーズン中でも泳ぐ人が少な目の穴場ポイント。春先から夏にかけてはウミガメの産卵が夜間観られる、また海の家の「はっぴー田舎浜」のかき氷、「グァバ氷」が私の超オススメ、グァバの実をすり潰してかけたオリジナルはこちらでしか戴けない絶品。本当はあまり紹介したくないヒミツ。

公共施設案内  

環境文化村センター 

鹿児島県の施設で宮之浦にあり、展示施設と巨大映像スクリーンがある施設。
施設内は美人のおねいさんのアテンダントが案内してくれる、映像は空からの映像が中心で阿部寛さんのナレーション。

雨の日なのにはもってこい、港入り口にあるので時間調整にも。


別館の屋久杉の切り株

屋久杉自然館    Next Page_LinkIcon

安房からヤクスギランド線を少し上るとあるなかなか面白い施設、屋久島町が運営しているがなかなか良く出来ている。そとにはトロッコの実物や本物の屋久杉の橋など展示、また宇宙屋久杉なるものも植林されている、本館では縄文杉の枝が展示されているがこれまたスゴイ。本館内はスリッパをはかずにツガの木のブロックの感触を感じるのがオススメ。

観光プラン(最低催行人数2名以上)

ショートコースプラン (4時間程度)
Aコース  ヤクスギランド、紀元杉観光プラン
Bコース  大川の滝、千尋の滝 
Cコース  白谷雲水峡、永田田舎浜 (宮之浦周辺宿泊限定)

ミドルコースプラン(6時間程度)
Aコース  島内一周、周遊観光(大川の滝や千尋の滝、西部林道など)
Bコース  ヤクスギランド、紀元杉、千尋の滝
Cコース  千尋の滝、白谷雲水峡

レギュラーコースプラン(8~9時間程度)
Aコース  島内一周とヤクスギランド、紀元杉
Bコース  島内一周と白谷雲水峡

スパーショートコースプラン (3時間程度)2名以上参加で実施
Aコース  クワガタ採取
Bコース  テナガエビ採取 
Cコース  ナイトツアー(ウミガメ観察or星座観察)

ツアー料金表LinkIcon


コース設定はお客様に合わせ自由に組合せさせて頂きます、また港到着から観光してお宿送りやお宿から観光して港送りなどさまざま組み合せますので遠慮無くお問い合せ下さい。
また昼食の段取り、郷土料理のお店などや山中でのお弁当等の段取りも致しますのでお気軽にお申し付け下さい。
カヌーや白谷雲水峡トレッキングとの組み合せも可能です。

社員旅行や団体様は別途お見積させて頂きます、バスのサイズやバスガイドの有無によって値段が変動しますので都度お見積もりさせて頂きます。
また別ツアーとの組み合せや諸条件により値引きも可能ですので最終的には都度お見積もりさせて頂きますのでご遠慮なくお問い合せ下さい。
コース時間は廻るペース等や天候等の諸条件により内容を変更しながら行きますので案内と都度確認しながらさせて頂きます。またご指定のフリープランを組む事も可能です。
運転に自信が無い女性の方で少人数の方、お一人の方はバディーを募ってのエントリー制度も対応させて頂きます。
エントリーの仕方はトレッキングと同じシステムとさせて頂き、料金は上記の最終人数料金の適用とさせて頂きます。

補償内容と諸注意事項について。

    死亡後遺障害補償         1,000万円
    入院給付(1日あたり)      5,000円
    通院給付(1日あたり)      3,000円
    賠償責任補償(1人当り)     1億円
         (1事故合計)     10億円

  • 注記1) 加入保険、補償内容はトレッキングや観光の補償内容ですのでダイビング等は当保険の適用とは異なりますのでご注意下さい。
  • 注記2) 補償範囲外の補償は出来ませんのであらかじめご了承下さい。
  • 注記3) 案内ガイドが安全にあ十分配慮させて頂きますが、お客様各自におきましても十分ケガや安全には注意を頂きますようよろしくお願い致します。



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消費税率改定により当HP内の紹介店の価格が改訂されてる場合がございます、詳細は各お店、宿等にご確認下さい。